新しいラック・ブランドの誕生。
富山県黒部市で誕生したALVENTO®(アルベント)。
アルミやステンレスなどの金属加工に高度な技術を持つカナヤママシナリー(株)と老舗の家具屋である(株)米三との共同開発により、オーディオ産業への参入を図って立ち上げたブランドで、3大特徴は「高純度なアルミ合金」「高度な切削加工技術」「独自の熱吸収拡散ボード」。
アルミ加工技術を駆使したこれまでにないラックの開発が基本コンセプトとなっていて、単なるモノ売りを超えて、音響に関してもインテリアから、空間全体まで提案できるブランドを目指しているのだそうですよ。
基本構造はとてもシンプルな作りで、棚板も4本の支柱もすべてアルミ合金製で、その棚板を支柱に刻まれたスリットに入れ、挟み込むようにしてネジで固定するのだとか。
棚板の裏にある大きな花のようなデザインが一面に彫り込まれているのがALVENTO®の最大の特徴なのだそうで、アンプなどから生じる熱を吸収・拡散するのが目的で、平らな面よりも1.5倍の表面積があるのだそうですよ。
熱対策は、AVラックでは重要な問題となりますから、これはちょっと試してみたくなるラックですね。
とはいえ、2段サイズのAR-2で本体価格44万円、4段サイズ(AR-4)ともなると、82万円という代物。
初心者オーディオマニアではちょっとてを出しづらい価格ではありますけどね。